モフモフ社長の矛盾メモ

ヒゲとメガネとパンダと矛盾を愛するアーガイル社のモフモフ社長が神楽坂から愛をこめて走り書きする気まぐれメモランダム

ヨッピーさん。喧嘩ではなく議論がしたかったのに、喧嘩をふっかけてしまってごめんなさい

今回、ヨッピーさんとのやり取りが、なんでこんなにこじれてしまったのか、自分でも最初はよく分からなかったんですよ。あんな煽りタイトルを記事につけるつもりも無かったのに、つい感情的になって勢いでつけてしまった。

 

僕のブログ記事へのコメントで、非常に的確に指摘してくださった方がいます。

たけだ さん

「自分もヨッピーと公開議論したかった」→「でも、返信くれなくて不快だった」→「煽り気味に催促すれば、返信くれるかな?」→「返信くれた!メッセンジャーなのは残念だけど、議論できたのは良かったー!」→「あれ?違う人は公開議論してる!」→「自分はなんで、オープンじゃないの?不快!」
読者としては上記のように読み取れました。
いや、違うよ、と思うかもですが、そう思うかもしれないと、承知でコメントしています。
自分の感情を尊重することはもちろん大切ですが、相手の感情も尊重してさしあげることも大切だと思います。
ちょっと議論へのアプローチの仕方が、建設的でなかったのではないでしょうか。
後腐れなく、業界の為にお互いを高め合えるような関係性で、場が納められると良いなと思います。

 

この指摘は、かなり近いと思います。

というか、プライドを捨てて言うならば、そのまんま正解です。

最初、僕は「記事広告のタイトルにPRと書くべき問題」について、みんなで異なる意見を戦わせる「公開議論」に参加をしたかった。だから、ヨッピーさんがリプライで反論して来た時に、これはチャンスだと思ったわけです。

 

僕は、相手が親しい人でも知らない人でも、ブレストやディスカッションやディベートで異なる意見をぶつけ合い、新しい視点を導き出すような議論をすることが好きです。人は全員意見が違うのが当然だし、どれかに統一する必要もない。ただ議論を続けることで様々な人の意見に触れること、それ自体が重要だと思っています。 

ただ結果的に今回は、単なる喧嘩腰の議論強制になってしまった。

最初はその理由を、ヨッピーさんがハナっから僕をクレーマー扱いして、喧嘩相手を諌めるみたいな不愉快な接し方をして来て、議論にもまともに乗ってこないからだ、と思って憤っていたんですよ。向こうからリプライして来たのに何だよ、と。個人的にはオープンな場での議論にしたかったのに、1対1のメッセンジャーに誘導されて「喧嘩っぱやい人と思われたくないので、こちらで」みたいなこと言われた時点で、腹が立っていましたし……。

が、よくよく考えてみると、ヨッピーさんからの返事が来るのを待てずに(議論のテーブルに乗って来てくれないのを恐れて)「反論マダー? 他の有名人とは議論しても俺とは議論しないの?」的な煽り文句を(いつものはてなブックマークコメントのような雑なノリで)投げかけたのは、自分でしたね。そんな煽りをしても、議論する気が無い人が、まともな議論のテーブルに乗ってくれるわけがないのに。

メッセンジャーでやりとりをした翌日、有名人の清水氏のブログに対して、今度は公開の場での反論をしていたヨッピーさんを見ました。しかも、清水氏の指摘する(その点だけは鋭い)PR問題の話には触れずに、ひどい言いがかりの部分にだけ反論している。それを見て、本丸の「PR問題」の議論には自分が切り込まないと、ここで大勢が決まってしまう、と勝手なことを思ってしまったわけです。それが、ブックマークコメントで煽ったり、前回のブログを公開した理由でした。

 

前のブログ記事のタイトルにも知らず知らずに「議論」ではなく「喧嘩」って言葉を入れちゃってたのは、冷静になったら自分でもびっくりして、いつになく感情的になっていたことに気づきました(そして、タイトルを変更しました)。

自分は公開議論がしたかっただけなのに、議論をしているつもりで「議論に乗って来いや!」という喧嘩をふっかけちゃってたんだな、とようやく気づきました。なんか、一緒に遊びたいのに誘い方がわからず意地悪をしちゃう性格の悪い子供みたいですよね。

 

今回の流れで僕が言いたかったのは、以下の内容だけ。他は、瑣末な問題です。

「記事を開く人の誤認を招くのに、記事広告のタイトルにPRをなぜ付けたがらないのか? たぶんヨッピーさん自身の記事はタイトルに[PR]をつけてもPVはそんなに減らずに生き残るだろうけど、後発のライターが苦労するから、育ちつつある市場を守りたいという意図があるのではないか? でも、ヨッピーさんのように面白い記事広告が書ける人が率先して[PR]という言葉をつけて、PR記事のイメージ自体を良くしていった方が、後々は業界のためになるのではないか」。

僕は、ヨッピーさんのことはライターとして尊敬しているし、彼の書く記事もだいたい好きです。ただ、このまま誰も反論できない権威になってしまうのではないか、という懸念を抱いてしまった。でもそれは僕の役割じゃないし、完全に余計なお世話でした。

 

僕は記事広告についての専門家ではないので、PR記事のタイトル問題について(自分が言いたいことは既に書きましたし)これ以上は発言しませんが、「記事広告についてはヨッピーの言うことが常に正しい」「いやヨッピーは間違っている」「ヨッピーに素人が反論するとヤバい」というような思考停止ではなく、きちんとした(内容と品性を両立した)議論が今後も続くことを期待しています。

また、今後は誰かと議論したい時は、その人が喜んで議論したくなるような関係性や立場になってから、友好的に節度を保って議論をしたいと思います。そんなこともわからず、お恥ずかしい限りです。

このたびは、ヨッピーさんを失礼な言葉で煽ったこと、議論を強制しようとしたこと、また皆様をお騒がせしたことを、深くお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。

以上です。

 

※残りのメッセンジャーでのやりとりは、公開の約束をしたものですので、文末に載せておきます。公開に至った経緯もここでわかるかと思います。

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