モフモフ社長の矛盾メモ

ヒゲとメガネとパンダと矛盾を愛するアーガイル社のモフモフ社長が神楽坂から愛をこめて走り書きする気まぐれメモランダム

id:xevra先生、出て来いや!

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2ちゃんねるゲハ板コテハンという俺の黒歴史

id:xevra 先生の言動って、2001〜2004年の頃に俺が2ちゃんねるゲハ板(ハード・業界板)で身分を偽ってコテハンやってた時の言動に、凄く似てるんだよなあ。

ちょうど俺が、大学を留年しながらセガガガのシナリオを書いた後、新卒で入った戦略コンサルを1年ちょっとで辞めて、XboxLiveのβ版にハマりながら2年ほどニートをやってる時期だった。

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当時、2ちゃんの糞コテだった俺は、ロジックに隙のある極論(主にゲームハードの競争戦略について)を自信満々に主張してるやつを、徹底的に論破するのが好きだった。
で、その当時の俺の、ぺーぺーのコンサルあがりでビジネスの基礎的なフレームワークは概ねわかるけど経験や実践を伴っていない感じと、プライドの高い論客っぷりが、ここ最近のxevra先生のブログのノリにすごく似てるんだよね。

当時は、ゲハ板の奴らに、さんざん経歴詐称やら何やらを疑われたりしたもんだった(まあ、当時明かしていた経歴の半分は本当で半分は嘘だったんだけど)。

今も俺の議論やブレスト好きの性格は変わってないけど、5年前に立ち上げた自分の会社http://argyle.jp/ の経営が忙しいので、いわゆるネット論客的な活動はほとんどしていない。はてなも、ブログよりブックマーク中心で、単なる承認欲求解消の大喜利ゲームと、自分の考えを短文でまとめて思考フレームワークを強化する訓練に使っている感じだ。

だからこそ、xevra先生独自の思考フレームワークって俺は結構ファンで、色んな事象への反応を良くここまでパターン化したなあ、と感心していた。そして「恐ろしい恐ろしい」や「プリントアウト」などのキャッチーなコピーライティング能力にも。その一方で、この人は何が目的で、本業はなんなんだろう、とも思っていた。

 

こういう疑問は、もっと昔に分裂勘違い君ことフロムダ id:fromdusktikdawn さんにも感じたことがあって、7年前に増田とはてなダイアリーを通じて噛み付いたことがある。

「好きを貫くよりも...」に仕込まれた5つの罠を暴く
http://anond.hatelabo.jp/20071211154902

5つの罠の種明かし、そして自分というコンテンツの「届く化」

http://d.hatena.ne.jp/shields-pikes/20071216/p1

 そもそも、ブログ誘導と承認欲求を満たす以外に、匿名に近いハンドルネームのはてなブックマークで熱心に活動するメリットって、あんまり無いんだよね……。

俺はありがちなIT系ベンチャーの社長よろしく、Twitterはてブもブログも実名を丸出しでやってるので、ネット上の色んな活動が名寄せされて多少は本業のPRにもなるし、そもそもソーシャルメディアの活用支援やクチコミ分析が本業だから、バズりやすい記事とか炎上事例の研究にもなるんだよね。

あと、ここ1年間ずっと作り続けている新しい自社メディア(グラフィー)について、コンセプトの説明をブログでじっくり読んでもらい、趣味を愛する多くの人たちに使ってもらいたいという意図もある(お待たせして申し訳ない。今夏にリリースする)。

id:xevra 先生って、いったい何者なの?

でも、xevra先生が、現実世界でそれなりの仕事をしてる人なら、はてなブックマークの活動にここまで熱心に取り組む目的って一体何なんだろう?

それは、すごく疑問だった。それでもまだ、フロムダ先生はブログの文章がとても素晴らしくて尊敬できる人だったが、xevra先生の思考力や文章力はブックマークコメントのみで発揮されていて、ブログ記事は正直言ってどれも微妙だった。

そこに来て、今日のxevra先生の経歴に疑問を唱える増田と、本人からの反論記事ですよ。

xevra先生働いてないと思うよ
http://anond.hatelabo.jp/20140707043913

起業で軽やかに楽しく暮らすためのたった一つのやり方
http://xevra.hatenablog.com/entry/2014/07/08/013043

こっちの反論記事は、まあそんなに叩くほどじゃない。シードラウンドの時点で既に創業社長が株式の過半数を握ってないスタートアップは、追加投資するVCから見ても魅力がないのは確かだ。

運転資金がそれほど必要でないネットベンチャーなどであれば、社長個人を担保にする借金も極力避けるべき。どちらも、ベンチャー創業初期の求心力はその事業が解決する課題に対する社長のモチベーションとコミット度合いと精神的余裕にある、という点からすれば、間違ってはいない。もちろん、社外の出資を受けて急成長を狙うベンチャーじゃなくて等身大の経営を続けるつもりの零細企業なら、こんなことは考えなくても問題ない。日本には、ベンチャーと名乗りつつも、大型出資を受けて上場や売却に向けて大きく成長していくようなビジネスモデルも技術もコンテンツも持たず、零細企業から中小企業へとシフトして行く会社が多い。

ただ、この記事はケーススタディーレベルの具体的な話すらひとつもなく、内容はかなり抽象的で浅い。起業家を目指す人向けの自己啓発セミナーで、起業経験の無い自称コンサル講師に語られる講演内容のようだ。

そんなことを思っていると、xevra先生から次のブログエントリがアップされた。

起業して投資を受けるための3条件
http://xevra.hatenablog.com/entry/2014/07/08/124253

この追記の記事を見て、あまりの底の浅さに本当にがっかりした。

前のエントリは「社長が過半数の株を持つ」「個人担保の借金をしない」など、まだ納得できるところもあったが、この記事はそれに輪をかけて浅い。

「良いチームを作ってアピールすれば投資が集まる」という抽象的な理想論に終始していて何も役立つ情報がないし、そもそも投資家からの資金調達で1000万円なんて中途半端すぎる(その前の記事では数千万とか数億とか言ってたのに)。いったいどんな業種のスタートアップを想定しているんだろうか?

今まで半分くらいは、もしかしたら本当に敏腕経営者なんじゃないかと信じてたんだ(もう半分は元コンサルのメンヘラなんじゃないかと思ってた)けど、これはひどい
xevra先生って、経済学部とかコンサルとかで経営をかじったことがあるくらいの、単なる頭でっかちのおっさんなんじゃないの?

同族嫌悪の気持ちから、あえて言わせてもらう。

id:xevra!(オフ会に)出て来いや!

来る7月12日(土)、「はてブオフ会」が開催される。
そこで、モフモフ社長 id:shields-pikes こと俺は、ヒャッハー斎藤 id:netcraft 氏へのツッコミ役として、2人で司会をやらせていただく予定だ。


俺は、逃げも隠れもしないぜ!(当日台風が来なければな!)
別に本名や身分は明かさなくてもいい。50人を超える、はてブユーザー達の前で正々堂々と、机の下で足を踏んづけ合いながら、熱い議論を戦わせようじゃないか!
その後は、自己責任でふたり夜のとばりの向こうへ消えて行こうじゃないか!

なあ、id:xevraさんよ!

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