下記の記事で話題になってたので、5年前に自分が別ブログで書いた記事を再掲。
漫画や小説における「日常との線引き」と「親がいないという設定」について: 不倒城
学園もののライトノベル、マンガ、ゲームの主人公(男子高校生)の
設定には共通点があります。
昔から良くあるパターンが、以下の3つ。
- 怖いとか無愛想だと誤解され、クラスの皆からは敬遠されている。
- 家庭の事情が複雑で、高校生なのに一人暮らし、もしくは片親。
- 女性は苦手だけど、近所に世話焼きの幼ななじみ、隣に住む可愛い同級生、またはブラコンの妹や姉がいる。
これらの主人公の設定は、すべてがライトノベル、マンガ、ゲームの読者層が抱えている3大コンプレックス、
- 人間関係
- 自立
- 恋愛
と、うまく折り合いを付けられるように計算されています。
つまりこれらの主人公設定は、ごく平凡で内向的な読者が、自己正当化をするための言い訳なのです。