映画、マンガ、小説など……物語の形式は色々ありますが。
物語の主人公は死にません。
胸に銃弾を受けようが、高層ビルから落ちようが、爆発に巻き込まれようが、絶対に死にません。
なんでだよ! と思ったことはありませんか?
「主人公には無敵の『主人公補正』がかかってるからだろ」と言う人もいます。
「死んだら話が終わっちゃうから殺せるわけないだろ」とメタ視点で言う人もいます。
でも、主人公がどんなにピンチでも死なない理由は簡単です。
続きを読む下記の記事で話題になってたので、5年前に自分が別ブログで書いた記事を再掲。
漫画や小説における「日常との線引き」と「親がいないという設定」について: 不倒城
学園もののライトノベル、マンガ、ゲームの主人公(男子高校生)の
設定には共通点があります。
昔から良くあるパターンが、以下の3つ。
これらの主人公の設定は、すべてがライトノベル、マンガ、ゲームの読者層が抱えている3大コンプレックス、
と、うまく折り合いを付けられるように計算されています。
つまりこれらの主人公設定は、ごく平凡で内向的な読者が、自己正当化をするための言い訳なのです。
Negicco「アイドルばかり聴かないで」が素晴らしい。
今までに小西康陽がプロデュース(作詞・作曲・編曲)して来たアイドルソングの中でも抜群の出来だ。
この曲、本日7月6日(土)から「ゴッドタン」のエンディングテーマにも起用されるということで、まさにノリに乗っている。
はじめに正直に言っておくと、これを歌っているNegiccoというアイドルグループについては、あまり良く知らない(申し訳ない)。だから、これはいわゆるアイドル論ではない。
この文章は小西康陽の楽曲論から始まり、80年代のアイドル歌謡黄金期を支えた筒美京平、林哲司、船山基紀らの足跡をたどり、最後にはピチカート・ファイヴの高浪敬太郎へと帰着する、アイドル歌謡についての私的な評論だ。
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